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2024.08.17

粕屋郡にて瓦から板金屋根の葺き替え工事のご紹介!耐震、雨漏り、台風に備えて!

お世話になります。アサヒ工業の広報担当、ツジコマです。

今回は、雨漏りにお悩みだったお客様からのご依頼で、瓦屋根から板金屋根への葺き替え工事を行った事例をご紹介します。お客様は、土葺き工法で施工された瓦屋根に問題を抱えており、雨漏り対策を求めて弊社のホームページよりお問い合わせをいただきました。

施工の詳細を、多くの画像とともに分かりやすくご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。


土葺き工法とは?
土葺き(つちぶき・どぶき)とは、屋根瓦を土を使って固定する工法で、湿式工法とも呼ばれます。屋根全面に土を敷き詰め、その上に重い屋根瓦を葺くため、屋根全体の重量が増して建物が安定するメリットがあると考えられています。また、野地板の段差や瓦のねじれを修正して施工するのに適しており、室内からの湿気の排湿を屋根面を通して行うこともできます。

関東大震災や阪神淡路大震災の際の倒壊を機に、土葺き工法から「引掛桟瓦葺き工法(ガイドライン工法)」による施工へと移行しています。引掛桟瓦葺き工法では、瓦一枚一枚に釘打ちし、瓦一列に対し「桟木」と呼ばれる細長い木の棒を打つことで、屋根全体の重量を軽量化しています。

経年劣化により、瓦と土の接着力が低下し、瓦が徐々にずれて雨漏りが発生していました。特に、勾配が緩い屋根では、わずかなズレでも雨漏りが起きやすい状況でした。

葺き土を撤去していきます。

屋根を丁寧に清掃した後、板金屋根を葺くために新しい下地を作成します。既存の垂木にビスでしっかり固定し、その上に合板を敷き込んでいきます。

防水シートに雨が流れ込むことは避けるべきですが、屋根材を葺く前に、万が一の雨漏り対策として防水シートをしっかり敷き込みます。

軒先ケラバには、唐草板金という役物を取り付けます。この唐草板金は、屋根本体を包み込み、端部からの雨水の侵入を防ぐとともに、強風などで屋根材が飛ばされないようにする役割を果たします。

屋根本体の葺き替え作業に入ります。今回は、緩やかな勾配の屋根であるため、雨漏りを防ぐ効果の高いガルバリウム製の立平板金を採用しました。

壁際の水仕舞いとして、水切りを取り付けます。これにより、雨が吹き込んでもしっかりと対処できるようになります。

棟板金を取り付けし工事完了となります。

古民家などの瓦は土葺きで吹かれているものが多く接着性が落ちると地震などで瓦がずれ落ちてくる危険性もあります。
地震が起きた後は悪徳業者も県外から来て高額で手抜き工事などをする事件も多発するため地震に備えた修理がこれから先は重要になってくると思います。
熊本、大阪の地震の復興作業に携わってきたからこそ強く思います。
屋根の重量が気になる方は瓦から板金屋根がお勧めです。
瓦も技術が進化し軽量防災瓦等もございますので検討してみてはいかがでしょうか。
アサヒ工業は屋根工事組合加盟店ですのでお気軽にお問合せいただければと思います。
古民家などの瓦屋根は、土葺きで施工されていることが多く、経年劣化による接着力の低下が見られます。このため、地震時には瓦がずれ落ちる危険性が高まります。特に、地震後は県外から悪徳業者が高額で手抜き工事を行うケースも多く報告されています。だからこそ、地震に備えた適切な屋根修理がこれからますます重要になります。

私たちアサヒ工業は、熊本や大阪の地震復興作業にも携わってきました。その経験から、屋根の耐震対策の必要性を強く感じています。屋根の重量が気になる方には、瓦から板金屋根への変更をお勧めします。また、技術の進化により、軽量防災瓦などの選択肢も増えていますので、ご検討いただければと思います。

アサヒ工業は、屋根工事組合に加盟している信頼性の高い業者です。屋根の修理や葺き替えについて、どうぞお気軽にお問い合わせください。

この度はご用命いただき、誠にありがとうございました。
この度はご用命頂き誠にありがとうございます。

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