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2024.07.28
三次市 瓦~板金屋根に葺き替えを検討中の方必見!高断熱、軽量、高耐久の屋根材、をご紹介
瓦から板金屋根へ葺き替えの施工事例のご紹介です。
三次市からお問い合わせいただきました。
和瓦からの葺き替えは和瓦で葺き替えることが多いですが近年地震などの影響により瓦の重さを気にされて
板金屋根にて葺き替えられる方が増えています。
屋根の上での重さは、1坪(約3.3㎡)当たりの材料の重さは、瓦が約180㎏、今回使用した屋根材
シルキーG2は日本瓦の約1/10の軽さで、建物への負担を極力おさえ、もしもの地震の際にも心強い屋根材です。この軽さでカバー工法によるリフォームにも最適な屋根材です。
カバールーフでよく使われる屋根材を施主様の希望
にできる限り近づけて和をイメージしながら施工させていただきました。
屋根材リンク
https://www.fukuizumi.co.jp/product/roof/g2/
どの屋根材にも特徴はございます。
メリット、デメリットを隠さず記事にしていますので過去の記事を見て頂ければと思います。
まず古瓦を撤去していきます。
長い間家屋を守ってくれた瓦に感謝しながら作業を進めて行きます。
瓦を撤去し終わると合板を上から貼り付けます。
板金屋根を葺くには合板で下地を作る必要があります。
なぜ?
バラ板では留付けのビスが板と板の間にくる可能性や引き抜き強度などの観点などから合板で補強します。
バラ板を固定してある垂木に全て打ちつけて合板を固定します。
防水シートを敷き込みます。
従来の防水シートに比べて厚みも厚めになり防水性に優れております。
屋根材本体の端部、軒先など専用の役物を取り付けます。
軒先の役物は1名目の屋根材を引っ掛けて固定する役割
横方向の役物は端部からの雨水が屋根の中に入らないようにする役割があります。
水切りの取り付けが終わるとメインの屋根材を葺いていきます。
広島県の県北は雪が積もるので雪止めはマストアイテムです。
屋根本体を葺きながら雪止め金具を取り付けます。
屋根材が葺き終わると棟板金を取り付けていきます。
今回は屋根の反りを活かしてほしいと要望がありましたので前に厚みを出し、反りを出して取り付けました。
壁際水切りも段を付け、高級感、厚みのある造りに致しました。
大屋根の形は入母屋なので矢切部分の雨水仕舞いも丁寧に
陸棟は和瓦の棟の様に高さを出す為、木材で下地を作り両サイドに向けて反りを出しております。
陸棟を仕上げて工事終了です。
ビフォー、アフターをご覧ください。
瓦屋根から板金屋根になるとシンプルな感じになるのですが。
日本建築の良さを軽量も重視しながら和風の反り、曲線を活かしつつ
仕舞いをする事によりとてもかっこい仕上がりとなりました。
この度はご用命いただきありがとうございました。