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【工場向け】遮熱シートの効果とは?選び方から施工、費用対効果まで徹底解説

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株式会社アサヒ工業 代表取締役 辻駒 弥聖 (ツジコマ ヒロトシ)

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20歳のときに日本瓦の魅力にのめり込み28歳で起業して以来、さまざまな屋根工事に携わらせていただきました。屋根は住まいにとってとても重要な存在です。水回りのお悩みも緊急での対応が必要とされているように、屋根の雨漏りもすぐに解決したいですよね。

次の雨までになんとかしたい、そんな時に少しでも早く駆けつけたい。修理することができなくても応急処置だけでもさせていただきたい。少しでも安心していただきたい。そんな思いで地域に根づいたまちの屋根屋さんを目指しています。

近年災害が多く屋根が破損する状況が多くなっております。忙しいときは悪徳な施工被害も多発します。そんな時こそまちの屋根屋さんが大切だと思います。もちろんエリア外の困った方も可能な限り駆け付けますのでお気軽にご相談ください。

「夏場になると工場内が暑すぎる」
「製品の品質が熱の影響で不安定になりがち」
「冷房費がかさみ、経営を圧迫している…」

そんな工場経営者様、管理者様のお悩みを解決するのが「遮熱シート」です。

太陽光による熱の侵入を効果的に防ぎ、工場内の温度上昇を食い止められます。これにより、快適な作業環境の実現、生産性向上、コスト削減に繋がります。

本記事では、工場に最適な遮熱シートの選び方から具体的な効果、施工方法、そして気になる費用対効果まで、工場管理者様が知りたい情報を解説します。ぜひ最後までお読みいただき、夏の工場運営を快適にするためのヒントを見つけてください。

遮熱シートとは?工場における効果を解説

遮熱シートは、工場内の暑さ対策として非常に効果的なソリューションです。

ここでは、その基本的な仕組みから、工場でどのような具体的な効果をもたらすのかを詳しく解説します。

遮熱シートの基本的な仕組み

最初に、遮熱シートの基本的な仕組みに関して解説します。

遮熱シートは、太陽光に含まれる「熱(赤外線)」反射・放射する力を持っています。これにより、熱が建物内部に入り込むのを防ぎます。一般的な遮熱シートの表面には、反射性の高いアルミなどの金属が使用されています。これが太陽光に含まれる熱を反射するわけです。

熱の伝わり方には、「伝導」「対流」「放射」の3種類があります。遮熱シートは特に「放射熱」の抑制に特化しています。屋根や壁が太陽光で熱せられると、その熱が放射熱として工場内部に伝わり、室温を上昇させます。

しかし、遮熱シートがあれば放射熱を反射することが可能です。断熱材が熱の伝導を遅らせるのに対し、遮熱シートは熱そのものを跳ね返すため、より即効性の高い効果が期待できます。つまり、夏場でも建物内を涼しく保つために欠かせない存在だといえるでしょう。

温度低下効果の実例

遮熱シートを導入することで、屋根や壁の表面温度で10℃〜25℃以上の低下が報告されることがあります。これにより、工場内部の体感温度も数℃〜5℃程度低下することが一般的です。

例えば、真夏の炎天下で屋根の表面温度が70℃近くに達する工場でも、遮熱シート施工後は40℃台にまでおさえられるケースがあります。この表面温度の低下は、そのまま室内への熱の侵入を減らすことに繋がり、エアコンの冷房効果を高めたり、冷房がない環境でも作業者の負担を軽減したりする効果が期待できます。

従業員に対して快適な環境を提供できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

その他の期待できる効果(結露防止、紫外線カットなど)

遮熱シートは単に温度を下げるだけでなく、工場運営におけるさまざまな副次的なメリットをもたらします。

遮熱シートがあれば、結露の発生をおさえられます。遮熱効果によって屋根や壁の表面温度が安定すると内外の温度差が小さくなり、結露の発生しにくくなります。さらに、カビの発生や金属部分のサビの進行を防ぎ、建物の維持管理費もおさえやすくなるでしょう

次に、紫外線カット効果です。多くの遮熱シートは紫外線を反射・吸収する性能も持ち合わせています。これにより、紫外線による工場内の製品や設備の劣化を避けられます。

さらに、冷房負荷の低減による省エネ効果は、電気代の削減だけでなく、CO2排出量の削減にも貢献します。これは企業の環境負荷低減への取り組みとしてもアピールできるポイントとなるでしょう。

工場に最適な遮熱シートの選び方

工場に遮熱シートを導入する際は、素材、機能、施工箇所をよく考えて判断する必要があります。

ここでは、遮熱シートを多角的に比較検討し、効果を最大化するための選び方について詳しく解説します。

素材別(アルミ、PET、ガラス繊維など)

遮熱シートの性能は、その素材によって大きく異なります。主な素材とその特徴は以下の通りです。

  • アルミ蒸着PETシート: ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムにアルミを蒸着させたものです。高い反射率を持つのが特徴です。一方で耐久性は他の素材に比べてやや劣る場合があります。主に屋内や、直射日光が当たりにくい場所での使用に適しています。
  • アルミ箔シート: 純度の高いアルミ箔を使用したシートで、非常に高い反射率と耐久性を持ちます。熱伝導率も低いため、遮熱効果と断熱効果の両方が期待できます。屋根や外壁といった過酷な外部環境での使用に適していますが、施工には専門知識が必要な場合もあります。
  • ガラス繊維強化シート: ガラス繊維にアルミを重ねたシートです。高い強度と耐火性を持つのが特徴。破れにくく、特に長期的な使用に適しています。一方で、他の素材に比べてコストが高くなる傾向があります。

これらの素材を理解しておけば、遮熱シートを選ぶ際の大きな助けとなります。

機能別(高反射、断熱、防水など)

遮熱シートには、単に熱を反射するだけでなく、様々な付加機能を持つものがあります。

  • 高反射機能: 太陽光の熱を90%以上反射するとされる機能です。特に夏場の工場内の温度上昇をおさえる効果が高く、冷房負荷の軽減に直結します。工場内の気温が問題になっている場合、もっとも重要な機能といえるでしょう。
  • 断熱機能: シート自体が熱伝導率の低い素材で構成されており、熱の伝わりを物理的に遮断します。遮熱と組み合わせることで、より高い温度抑制効果が期待できるうえ、冬場の保温効果も得られます。
  • 防水・防錆機能: 屋根材の劣化を防ぎ、雨漏り対策にもなるシートです。特に老朽化した屋根に施工するケースが多いです。遮熱と同時に建物の保護も実現できます。
  • 防炎・不燃機能: 火災に対して強い耐性を持つ遮熱シート。建築基準法で定められた場所では、防炎・不燃性能を持つシートの選択が必須です。

これらを踏まえて、工場の課題解決にもっとも適したシートを選びましょう。

屋根・壁・窓など、施工箇所別

遮熱シートは、工場のどこに施工するかによって適した種類や工法が異なります。

  • 屋根: 太陽光がもっとも当たる箇所であり、熱侵入の大部分を占める箇所です。耐久性が高く、高い反射率を持つシートが最適です。折板屋根やスレート屋根など、屋根の種類に合わせた工法を選ぶ必要があります。
  • 外壁: 屋根に次いで日射を受ける箇所です。特に西日が当たる壁には遮熱シートが有効です。意匠性を損なわないよう、デザイン性の高いシートや塗料タイプも検討できます。
  • 窓ガラス: 窓からの日射は室内の温度を大きく上昇させます。窓用遮熱フィルムや、遮熱効果のあるブラインド、スクリーンなどが効果的。採光性を保ちつつ熱を遮断できる製品を選びましょう。
  • 天井裏・内壁: 屋根裏や内壁に施工することで、輻射熱の室内への侵入をさらにおさえることができます。施工のしやすさや、コストパフォーマンスを考慮して選びます。

工場の業種・用途別(食品、精密機器、倉庫など)

工場の業種や用途によって、遮熱シートに求められる要件は異なります。

  • 食品工場: 衛生管理が非常に重要です。防カビ・抗菌性能を持つシートや、結露防止効果の高いシートが適しています。また、異物混入のリスクを避けるため、剥がれにくい強固な施工が求められます。
  • 精密機器工場: 温度や湿度の管理が製品品質に直結するため、高い遮熱・断熱性能が求められます。室内の温度変動を極力おさえるための、安定した効果を発揮するシートを選びましょう。
  • 倉庫・物流施設: 保管品の品質維持と、作業員の熱中症対策が主な目的です。広範囲に施工する必要があるため、施工性とコストパフォーマンスに優れたシートが選ばれる傾向にあります。

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遮熱シート導入の費用対効果

遮熱シートの導入を検討する上で、費用対効果はもっとも重要な判断基準の一つです。ここでは、初期費用からランニングコスト、そして具体的なコスト削減効果と投資回収期間について解説し、導入の経済的メリットを客観的に評価できるようサポートします。

初期費用とランニングコスト

遮熱シート導入にかかる費用は、初期費用とランニングコストに分けられます。

初期費用 初期費用には、主に以下の項目が含まれます。

  • 遮熱シート本体費用: 選定するシートの種類、性能、メーカーによって単価は大きく変動します。
  • 施工費用: シートの貼り付け作業にかかる費用です。工場の規模、屋根の形状、高さなどによって変動します。
  • 足場設置費用: 高所作業が必要な場合、安全確保のための足場設置費用が発生します。
  • 諸経費: 現場調査費、運搬費、廃棄物処理費などが含まれる場合があります。

これらの費用は、工場全体の面積や構造、選ぶシートのグレード、依頼する業者によって大きく異なります。

ランニングコスト 遮熱シート導入後のランニングコストは比較的低いのが特徴です。

  • メンテナンス費用: 定期的な清掃や点検は推奨されますが、特別なメンテナンス費用はほとんどかかりません。
  • 交換費用: シートの耐久年数(一般的に10年〜20年程度)が過ぎた場合に、交換費用が発生します。耐久性の高いシートを選ぶことで、長期的なコストをおさえることができます。

導入によるコスト削減効果(電気代、製品ロスなど)

遮熱シートの導入は、さまざまな形でコスト削減に貢献します。

  • 電気代の削減: 工場内の温度上昇がおさえられるため、冷房設備の稼働時間や設定温度を低減できます。これにより、大幅な電気代削減が見込めます。例えば、年間で数十万円から数百万円規模の削減効果が得られるケースも珍しくありません。
  • 製品ロスの減少: 精密機器や食品、化学製品など、熱に弱い製品を扱う工場では、高温による品質劣化や製品不良のリスクが低減します。これにより、廃棄ロスや再生産コストの削減に繋がります。
  • 従業員の健康管理費の削減: 熱中症リスクの低減は、労災や医療費の削減に直結します。また、快適な職場環境は従業員の定着率向上にも寄与し、採用・教育コストの削減にも繋がります。
  • 設備保護: 高温環境は生産設備の劣化を早める可能性がありますが、遮熱シートによって熱負荷が軽減されれば、設備の寿命延長や故障頻度の低減が期待できます。

投資回収期間の目安

遮熱シート導入の投資回収期間は、以下で求められます。

投資回収期間 = 初期費用 ÷ 年間削減効果

例えば、初期費用が300万円で、年間100万円の電気代削減効果が見込まれる場合、投資回収期間は3年となります。多くのケースで、数年〜10年程度で初期投資を回収できるとされています。

初期費用が高額に感じるかもしれません。しかし、長期的に見れば電気代や製品ロスなどのランニングコストを大幅に削減できるため、費用対効果は非常に高いと言えます。

導入を検討する際は、初期費用だけでなく、長期的な視点でのトータルコストと削減効果を評価するのが重要です。

▶︎関連記事:【夏の暑さ対策】屋根遮熱塗料で快適に!効果、種類、選び方などを徹底解説

よくある質問(Q&A)

ここでは、工場への遮熱シート導入を検討されている方が抱きがちな疑問や懸念に対し、Q&A形式でお答えします。

Q1: 遮熱シートの寿命はどのくらいですか?

A1: 遮熱シートの寿命は、製品の種類や設置環境によって異なりますが、一般的には10年から20年程度とされています。

屋外に設置される屋根用シートは、太陽光や風雨にさらされるため、屋内用シートよりも劣化が早い傾向にあります。定期的な点検と適切なメンテナンスを行うと、効果が長続きします。

Q2: 遮熱シートを貼れば、冷房は不要になりますか?

A2: 遮熱シートは、工場内の温度上昇を効果的に抑制しますが、冷房がまったく不要になるわけではありません。

特に真夏日や猛暑日には、外気温が非常に高くなるため、冷房設備も併用する必要があります。しかし、遮熱シートを導入することで冷房効率が向上し、設定温度を上げたり、稼働時間を短縮したりすることが可能になり、大幅な電気代削減に繋がります。

Q3: 遮熱シートは冬場の寒さ対策にも効果がありますか?

A3: 遮熱シートの主な機能は、太陽光の熱を反射して夏場の温度上昇をおさえることです。そのため、冬場の寒さ対策としての効果はやや限定的です。

ただし、シートの種類によっては、断熱材としての機能も兼ね備えているものもあり、その場合は冬場の暖房効率向上に寄与することもあります。冬場の寒さ対策を重視する場合は、断熱材との組み合わせを検討するのをおすすめします。

まとめ:遮熱シートで快適な工場環境を実現しよう

この記事では遮熱シートの基本的な仕組みから選び方、施工方法、費用対効果などを詳しく解説しました。

夏場の工場は、従業員の熱中症リスク、生産性低下、製品品質への悪影響、そして高騰する電気代といった多くの課題を抱えています。また、従業員の方々にも大きな負担とストレスを感じているでしょう。しかし、遮熱シートを導入することで、これらの問題を根本から解決し、快適な作業環境を実現することが可能です。

遮熱シートは、太陽光の熱を効率的に反射することで、工場内の温度上昇を抑制します。これにより、従業員は集中して作業に取り組めるようになり、生産性の向上に繋がります。また、精密機器や製品が熱によるダメージを受けるリスクも軽減され、品質の安定化にも貢献します。さらに、冷房設備の稼働をおさえることができるため、電気代の削減という大きな経済的メリットも期待できます。

遮熱シートの種類は多岐にわたり、工場の構造や用途、予算に応じた最適な選択が重要です。専門業者への相談も視野に入れながら、自社にとって最適な遮熱シートを見つけ、計画的に導入を進めていきましょう。

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