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2025.01.24
三次市で賃貸アパートのコロニアル屋根をカバールーフ工事!耐久性と美観を両立した安心のリフォーム
お世話になっております。
今回の施工事例についてご紹介いたします。お客様は当社のホームページをご覧いただき、お見積りをご依頼くださいました。
築31年のコロニアルという屋根材でした。
これまで一度もメンテナンスを行ったことがなく、それでも大きな問題は発生していなかったとのことです。コロニアル屋根はアスベストの問題が懸念されていますが、屋根材自体は非常に丈夫であるように感じられました。
ただし、雨漏りが始まってしまうと、屋根の修理だけでは済まず、室内の補修が必要になる場合も少なくありません。そのため、最も適切なメンテナンス時期は、雨漏りなどの問題が発生する前に対策を講じることが重要です。
以下に、今回の施工工程をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
カバールーフ工事を行う際、まず棟板金を撤去していきます。
防水紙であるルーフィングを、屋根の下端(軒先)から丁寧に敷き詰めていきます。このルーフィングは裏面に強力な粘着層があり、しっかりと屋根に密着する仕組みになっています。
棟板金を取り付ける準備として、棟部分に胴縁を取り付けます。
軒先に沿って屋根全体を囲むように、唐草板金を取り付けます。屋根材の端部は、この唐草板金にしっかりと固定していきます。
屋根の異なる方向の面が交わる部分には「谷」と呼ばれる箇所ができます。
屋根の水が集まる重要な部分であるため、谷板金を取り付けて適切に水の処理(※水仕舞)を行います。
すべての準備が完了したら、屋根材を丁寧に葺いていきます。
水上部分についても、雨水が吹き込まないようにしっかりと立ち上げ加工を施していきます。
屋根を葺き終えた後、最後に棟部分に棟板金を取り付けて仕上げていきます。
雪が滑り落ちるのを防ぐために、雪止め金具も取り付けました。これにより安全性が向上します。
屋根工事が無事完了いたしました。工事期間中、住人の皆様にはご不便をおかけした部分もあったかと思いますが、ご協力いただき誠にありがとうございました。今回の施工により、丈夫で安心な屋根になりましたので、これからは快適にお過ごしいただけるのではないかと思います。このたびはご用命いただき、誠にありがとうございました。